あなたは食べたことある?知られざる“サンラータン麺”について調査してみた!
ラーメン、つけ麺、坦々麺...。
麺料理ってたくさんありますよね。
その中でサンラータン麺って聞いたことありますか?
中国発祥の料理「サンラータン」というスープに麺を入れたものが「サンラータン麺」です。
普段食べる麺料理の中でも、あんまり馴染みがないですよね。
私も今回初めて知って「そんな名前の料理があるんだ」と思ったぐらいです(笑)
言葉の発音的に「中国料理っぽいな」とは思ったのですが、イメージも全くできませんでした。
そんな知られざる「サンラータン麺」についてもっと詳しく見てきましょう!
実はちょっと違う⁈「サンラータン」と「サンラータン麺」!!
肉や野菜等が入っており、酢とコショウで味付けがされています。
酸味と辛みを味わうことができる中国ならではのスープです。
日本でもインスタント食品で発売されていたり、中華料理店を訪れれば味わうことができるスープですので、知っている人や食べたことがある人もいるかもしれませんね。
一方で「サンラータン麺」は、実は日本発祥の料理なんですって!!
「えー⁉」って感じですよね。
「サンラータン」は中国の料理なのに、そのスープに麺を入れた「サンラータン麺」は、日本で作られた料理なんですよ。
なんだか、矛盾しているような...。
気を取り直して、「サンラータン麺」の発祥元を調べると、それは東京にありました。
東京・赤坂の中華料理店「榮林 赤坂本店」。
ここが、「サンラータン麺」の生みの親です。
元々はまかないで出していた料理だったとかで、それが常連客などを通して徐々に広まっていき、今では人気メニューの1つとなっているようです。
まかない料理時代から食べていた人は、まさか「サンラータン麺」がここまで広まるとは思っていなかったことでしょう。
常連客にとっては嬉しい反面、自分だけのまかない料理じゃなくなった寂しさもあるのかもしれませんね。
何にせよ、「サンラータン」と「サンラータン麺」は、発祥国自体が違うんですね。
ビックリです!!
でも、違いはそれだけではありません。
味付けの仕方も違うんですよ。
味にこだわる「サンラータン麺」
“「サンラータン」に麺を入れれば「サンラータン麺」になる”と前述しましたが、厳密には微妙に味付けの仕方が違うようなんです。
「サンラータン」の味付けは、器自体に酢とコショウを入れておいて、最後にスープを注ぎ込むことで味がついて完成します。
その一方で、「サンラータン麺」は、麺自体にも味をつける必要があるので、濃い目に味付けしていきます。
また、酢やコショウは初めの方から投入していくことで、麺にもしっかり味がつくように絡めていきます。
ちょっとしたことですが、この味付けのタイミングや分量で美味しさが変わってくる!
比較して食べてみると味の違いがわかりやすいかもしれません。
体にも良い「サンラータン麺」
「サンラータン麺」を食べると体にも良いことがあるんですよ。
「サンラータン麺」を作る際の必需品は、“お酢”。
お酢は抗菌作用があり、腸内の悪玉菌を減らして、善玉菌を活発にしてくれる働きがあります。
腸内環境が整えば、便秘改善や美肌効果につながってきます。
特に女性には嬉しい効果ですよね。
また、代謝を活発にしてくれる作用もあるので、食べた物が効率よくエネルギーに変わり、疲労回復効果やスタミナアップが期待できます。
お仕事でお疲れの男性諸君にもありがたい効果が備わっていますね。
それから、「サンラータン麺」は辛みも含んだ温かい料理なので、食べると体がとってもポカポカしてくるんです。
寒い冬には、もってこいの料理ですね!
冬は体が冷えて免疫力が低下しがちですし、風邪を引きやすい季節。
風邪の引き始めに食べれば、お酢の効果もあるので体調回復の手助けをしてくれますよ!
具材をいろいろアレンジしても美味しいので、ショウガや山椒など体を温める食材をプラスすれば、さらに体が喜ぶこと間違いなしです!
あなたは食べたことある?知られざる“サンラータン麺”について調査してみた!まとめ
今回は「サンラータン麺」についてまとめてみました。
「サンラータン」との違いや発祥元、効果など調べていくうちに、私も「サンラータン麺」が食べたくなってきました。
料理を調べる時のあるあるですね(笑)
調べてみるとアレンジレシピなどたくさん紹介してあるので、自分で作ってみるのも楽しいかもしれません♪
あなたも「サンラータン麺」を食べて寒い冬を乗り切りましょう!!